増えている

日本でイタチ被害が増えてしまった理由

天井裏に住み着いて走り回って騒音を出したり、また糞尿からの悪臭などといったイタチによる被害が増えています。イタチはネコ目イタチ科の小動物で、沖縄を除く全国に生息していますが、そのうちニホンイタチとチョウセンイタチの2種類が主に生息しています。都市部に生息して個体数を増やし、被害を増やしているのは主にチョウセンイタチという外来種のイタチです。しかしチョウセンイタチは日本には元々生息していませんでした。チョウセンイタチが流入した年代は1930年代から1950年代ともいわれていて、はっきりとわかりませんが、毛皮の養殖やネズミ駆除の目的のために朝鮮半島から九州へ持ち込まれたとされています。在来種のニホンイタチと比べて体長も大きく獰猛であったため、チョウセンイタチが個体数を増やすにつれ、ニホンイタチは山間部に追いやられました。壁を垂直に登ることができるチョウセンイタチは家屋のすき間から屋根裏に忍び込んで住み着き、その強い繁殖力で個体数を増やしています。九州から運び込まれたということで、全国分布でいうと九州や四国また本州の中部地方よりも南などで数が多いとされています。

イタチ被害の今後と被害を増やさないために必要なこと

関東以南で増え続けているイタチですが、今後は北上して関東や東北にも被害が増えていく可能性があります。イタチの増加や被害増加を抑えるためには、イタチ駆除と同時に予防が大切になってきますが、最近ではイタチの生態もわかりつつあり、それによって、従来のイタチ駆除の方法とあわせて駆除の方法や予防対策も進みつつあります。たとえばイタチは嗅覚の強い動物ですが、イタチが嫌がるにおいがあることがわかっています。それはクレゾール石鹸液や木酢液と呼ばれるもので、それを薬剤として使用することで家屋に浸入させない予防法や家屋から追い出すイタチ駆除の方法があります。これらの商品はいずれも薬局やドラッグストアで購入することが出来ますが、人間にとってもにおいが不快であったりもするので、その場合には薄めて使用するといった必要があります。他のイタチ駆除の方法としてはイタチは強い光を嫌う習性があることがわかっています。そのためクリスマスツリーで使用するような点滅ライトや防犯ライトなどを侵入してくるすき間付近に備えるといった方法で予防するといった方法もあります。

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